問い合わせは来る。それでも、その先で検討が止まる。
資料請求もウェビナー申込も来る。その後の連絡もしている。それでも、そこから先が動かない。
相手が興味を失ったようには見えない。ただ、検討します、社内で相談します、と言われたまま時間が過ぎる。何が足りなかったのかは分からない。
よくある対処
こうした状況に対して、よく行われるのは次のような対応です。
- 追客のメールを増やす
- ウェビナーや資料の本数を増やす
- 導入事例を追加する
- サイトの導線やデザインを見直す
- 商談化率を営業の目標に加える
どれも必要な取り組みです。ただ、接触の回数を増やしても、相手の社内で検討が進まないことがあります。
それでも解消しない理由
問題は、営業の追い方や資料の量だけとは限りません。
顧客が次の判断へ進むために必要な情報と場所が、段階ごとに設計されていない可能性があります。
最初に接点を持った人は、多くの場合その場で決められません。上司や他部門に説明し、他社と比べ、社内で承認を取る必要があります。その作業は自社の見えないところで行われます。
用意されているのが自社紹介と機能説明だけであれば、その人は自分の言葉で社内向けの説明を作ることになります。作れなければ、検討はそこで止まります。断られたわけではないので、止まったこと自体が見えません。
見直すべき構造
ここで確認したいのは、次のような問いです。
- 最初に接点を持つのは、どの立場の人か
- その人が次に何をしなければならないか
- そのとき必要になる情報は、どこにあるか
- 他社と比べる段階で、顧客は何を見て違いを判断するか
- 社内で承認を得る段階で、顧客は何を根拠に説明するか
- 各段階に進んだこと、止まったことは、どうすれば分かるか
これらが設計されていないと、接点は増えても、顧客の検討は進みません。
社内共有のための素材
相談すると何が整理されるか
Latentとの相談では、まず顧客が自社を知ってから決めるまでに、社内で何をする必要があるかを段階として確認します。そのうえで、各段階で必要になる情報、それを置く場所、進んだかどうかを確認する方法を整理します。
接点を増やすための整理ではありません。顧客が自分で検討を進められる状態をつくるための整理です。
関連するProblem
同じように商談につながらないと感じる場合でも、自社の中でマーケティングから営業への受け渡しが切れているのか、顧客側が検討を進めるための材料が用意されていないのかによって、見るべき構造は変わります。
現在の状況を伺い、どこから整理するかを一緒に確認します。どの記事が近いか分からなくても、課題や依頼内容が明確でなくても問題ありません。