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仕事が人についており、ツールを入れても楽にならない。

担当者によって、仕事の進め方が少しずつ違う。同じ情報を、複数の表やツールへ重ねて入力している。誰かが休むと、その仕事だけ止まってしまう。

新しいツールを導入したこともある。それでも、しばらくすると、結局これまでのやり方へ戻っていく。

よくある対処

こうした状況に対して、よく行われるのは次のような対応です。

どれも有効な手段です。ただ、それだけでは変わらない部分が残ることがあります。

それでも解消しない理由

問題は、ツールの機能や担当者の意識だけとは限りません。

仕事が、前の工程から後の工程へどうつながっているのか、誰が何を見て、どのように進めているのかが、まだ共有された形になっていない可能性があります。

その状態のままツールを導入すると、整理されていない業務の流れが、ツールの中にもそのまま持ち込まれます。ツールは、すでに整理された仕事を支えることはできますが、まだ見えていない業務全体の流れそのものを、自動的に整理してくれるわけではありません。

作業担当者業務の流れ
作業が担当者ごとに閉じており、業務全体の流れが見えていないことを示している。

見直すべき構造

ここで確認したいのは、次のような問いです。

  1. 仕事は、どこから始まり、どこで終わるのか
  2. 誰が、何を見て、どう進めているのか
  3. 前の工程から後の工程へ、何がどう渡っているのか
  4. どこで作業が止まる・戻る・重複しているのか
  5. その情報は、その人の手元にしか残っていないか

これらが見えていないままだと、どのツールを選んでも、同じ場所でつまずく可能性が残ります。

相談すると何が整理されるか

Latentとの相談では、まず現在の業務の流れを、実際の仕事に沿って確認します。誰が何をしているか、どの情報を使っているか、どこで止まる・戻る・重複するかを見える形にします。そのうえで、前後の工程への受け渡し、現状と目指す状態、ツールや仕組みに必要な要件を整理します。

ツールを選ぶためだけの整理ではありません。仕事が人から人へ、部署から部署へたどれる状態をつくるための整理です。

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関連するProblem

同じように仕事が特定の人から離れないと感じる場合でも、それが社長への判断の集中なのか、日々の作業や情報が特定の人に閉じているのかによって、見るべき構造は変わります。改善を進めようとしている取り組みそのものが進まない場合は、また別の観点から整理することになります。

現在の状況を伺い、どこから整理するかを一緒に確認します。どの記事が近いか分からなくても、課題や依頼内容が明確でなくても問題ありません。