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事業を進めると決めた。それでも、毎回が個別対応のままになる。

進めると決まった。顧客もついた。実際に提供もできている。それでも案件が増えるたびに人が足りなくなり、事業として積み上がっていく感覚がない。

一件ごとに範囲も進め方も違う。うまくいった案件はあるが、次の案件で同じようにできるとは限らない。

よくある対処

こうした状況に対して、よく行われるのは次のような対応です。

どれも必要な取り組みです。ただ、件数と人が増えても、一件あたりの進め方が変わらないことがあります。

それでも解消しない理由

問題は、人手の不足や案件数だけとは限りません。

何を標準の商品として、どこまでの範囲で繰り返すのか、その経済性と提供体制が定義されていない可能性があります。

定義がないと、要望に応じて範囲が広がります。個別対応そのものは価値になりますが、一件ごとに前提が違うため、次に使える形が残りません。

費用と価格の関係も一件ごとに変わるため、どの案件が事業として成り立っているのかを判断できません。増やすべきものと引き受けないものを区別できず、人を増やすことだけが打ち手になります。

見直すべき構造

ここで確認したいのは、次のような問いです。

  1. 提供しているもののうち、どこまでが標準で、どこからが個別対応か
  2. 同じ標準をそのまま適用できる案件の条件は何か
  3. 一件あたり、何にどれだけの時間と費用がかかっているか
  4. 価格は、その費用とどういう関係で決まっているか
  5. その標準を提供できるのは、どういう役割の人か
  6. 標準から外れる要望を、どこまで個別対応として引き受けるか

これらが決まっていないと、案件が増えても、事業としての形は残りません。

社内共有のための素材

相談すると何が整理されるか

Latentとの相談では、まずこれまでに提供した案件を並べ、共通していた部分と個別だった部分を分けます。そのうえで、標準として繰り返す範囲、一件あたりの費用と価格の関係、提供に必要な役割を整理します。

提供量を増やすための整理ではありません。同じ形で繰り返せる事業の単位をつくるための整理です。

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関連するProblem

同じように事業が積み上がらないと感じる場合でも、そもそも進めるかどうかの判断材料が揃っていないのか、提供しているものの価値が顧客に伝わっていないのかによって、見るべき構造は変わります。

現在の状況を伺い、どこから整理するかを一緒に確認します。どの記事が近いか分からなくても、課題や依頼内容が明確でなくても問題ありません。